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旅行者の発見

もう一つの場所への出発

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年末の寒さの中で

2022年12月26日

 日本はクリスマスも過ぎて、お正月モードになりました。私は年末年始も仕事になってしまい、日本の世間とは逆の過ごし方になります。まあそれに囚われることのない私ですが。

 このクリスマスはキリスト教の行事のため、ヨーロッパの方が熱心で、日本や中国、東南アジアやインドもあまり熱心ではありません。その点香港はイギリスの影響があり、結構熱心です。
 先日タイでオレオレ詐欺の日本人が5人逮捕されたという報道がありました。一昔前は日本人の犯罪者の拠点はフィリピンでしたが、フィリピンの治安の悪さとタイの便利さからタイに移って来たようです。彼らはタイの刑務所で無期懲役になれば良いと思います。私はそのうちにカンボジアが、犯罪者の最終拠点になるような気がしています。いわばタイにいた日本人の放浪型旅行者が、タイからカンボジアに移動していったのと同じような感じです。この手の人は、シュムリアップではなくプノンペンにいるのが特徴です。
 
 来年の飛行機チケットを検索したら、バカ高くなっていて複数地域を周るとはるかに予算オーバーになります。コロナ、円安、経済と日本の後退がチケット代に反映されてきたように思います。再検討を余儀なくされました。来年はもっと厳しくなるだろうと思いました。
 しかしそれでもなお、まだ旅行が可能な私は幸せなのだと思い、不平不満ばかり言うのは止めようと思います。クリスマスはバカ騒ぎする日ではなく、本来はもっと真摯なもので、中東のパレスチナの地で、流浪の民の苦難から生まれて来た行事です。皆が楽しんでいる日にも働いている人、生活を切り詰めて旅行に行けない人、迫害されている人もたくさんいることを忘れないようにしようと思います。

 当ブログは阿らないで話すことを良しとする場所ですから、もう少し続けると、家系や世間体に縛られずに自分の思い通りに生きるのが良し。一方で飢えている多くの人がいる事も忘れてはいけない。だから感謝の気持ちを忘れないようにしよう、と思います。

 今年はいろいろなことがありました。ですが来年はもっと大変になりそうな気がしています。 次回の更新は来年1月中になります。良い年になりますように。
 
 写真はダイソー日本では腕時計が550円で売られています。

冬至で香港のネコの写真のようです。

 ささやかなクリスマスケーキです。


東京新大久保通称「イスラム通り」のクリスマスイブの様子です。
  

久しぶりの更新です。

2022年12月12日

久しぶりの更新になります。予定より遅れました。
この間日本はかなり寒くなって来て、タイとの気候の違いを肌で感じます。この11月下旬から12月上旬にかけては、香港の旅行のベストシーズンになり、私はよく行っていました。朝の少し寒いくらいのときに、湯気の上がった飲茶や広東粥を食べると最高です。

さて、東南アジアとは異なり日本の巷では最近、サッカーの話題が、しかも今回が一番多いです。さらにカタールまで応援に来ている日本人たちがテレビに出て、インタビューを受けていました。
日本チームが勝ち進んだため、彼らはテレビの中で、休みを延長した、或いは仕事を辞めて来た、と平然と言っていました。更にカタールの物価高と円安のため、所持金が無くなり、連日空港に泊まっている人、泊まるところを求むとプラカードを下げている人もいました。テレビの前でこう言えるということが、私には時代が変わったのかな、新しい感覚なのか、と違和感をもちつつ見ていました。20世紀ならテレビの前では恥ずかしくて言えなかったことが、現代では堂々と言えるようになったのかもしれません。将来の展望が持ちにくい時代、今を楽しむことも必要だと思います。私は12時間忙しくて何も口にできない日があったりしますが、そういう日はなんだかバカバカしい気持ちにもなります。

日本のコンビニに外国人が多数いますが、ミャンマー人も増えて来ました。とても優秀です。一方で韓国人の店員はそうでもないようです。その国の発展度合いの違いからおきてくることと思います。ベトナムでは日本では円安もあり、またきついだけで稼げないため、台湾に行き先を変更する人が増えて来たようです。タイ人は相対的にあまり見かけなくなりました。

地球の歩き方バンコクが約3年ぶりに復活して発売になりました。以前より使わなくなったとはいえ、本屋さんにあると嬉しいですね。懐かしいのでめくってみると、一番使えそうなのが、BTSやMRTの路線図です。この3年の間に大きく拡がったので、路線の接続なども活用できると思いました。大きく変わったのですね、浦島太郎の気持ちが分かります。一方で変わらない箇所もありました。それはバンコクの安宿街のコーナーでヤワラーの記述です。チャイナタウンと紹介され、「場末の雰囲気が好きな人に」とあり、1970~199年代に放浪型日本人旅行者が片寄せあって暮らしていたエリア~とあり、更に旅社という安ホテルがあり、放浪タイプの日本人旅行者に人気だったが、安全性や清潔さなどの点から考えるとあまりおすすめできない。最近ではそれらの旅行者はカンボジア方面へと移動してしまった。しっかりと敵意と偏見を持って更新せずにそのままで残っていたので、私はこの点も嬉しくなりました。旅行に出るようになった当初の気持ちが呼び起されますね。

写真は最近のコンビニで発見した玉子焼き弁当です。心強いですね。

香港のくりーむあにきという有名なネコちゃんだそうです。かわいいですね。
久しぶりに新宿の喫茶店に入りました。ぐっと落ち着きます。


  

旅行の金銭感覚

2022年10月30日

 先月、数年ぶりにバンコク旅行をして感じたことは、やはりタイの発展に伴う物価高、それに円安と日本の停滞ということでした。毎回のお金の支払いや計算をするたびに感じました。安倍元首相時代からそれは顕著になってきました。その時代の遺産が今あらわになってきた、と思います。
旅行中は斎ベジタリアン期間が目前でしたので、私もスープの素を買いました。タイのカラムーチョは日本より辛いです。


 
安倍元首相は選挙期間中、こんな人たちに負けるわけにはいかない、と叫んでいました。安倍氏は家業を全うするために政治家になり、その努力は国民のためではなく、共産主義者と戦って祖父に褒めてもらうことだったと思います。強い絆で結ばれていた宗教団体と同じく、最も大事なのは「先祖」だったのだろう、と感じざるを得ません。
 岸田首相は物価高と円安のなかでの成長戦略として、訪日客消費や工場誘致を打ち出していますが、これって途上国の発想だと思います。かつて日本が周辺のアジア諸国に求めたことを、今は「安いニッポン」を喧伝して自分たちでやろう、と言っているように聞こえます。外国人や外国企業が恩恵を受ける一方、国内の物価高を加速させ、諸外国と比べて低賃金になるため、海外から人材は集まらなくなります。この先にはアジアで製造しているレトルトカレーや缶詰、衣料品なども製造コストや輸送費、為替を考慮すると、国内製造の方が安くつくようになるかもしれません。またこの状態はファシズム前夜かもしれません。日本の経済と地位が下がり続け、「強いニッポン」を率いる将軍、英雄待望を求める人々が出現する可能性があるからです。
 新聞にグラフが載っていました。


 少し前ですが三遊亭鬼丸さん、という方が岸田首相の胸の内を文字にしているのを発見しましたので、掲載してみたいと思います。『私は少しでも長く総理大臣をやっていたいだけなんですよ。まあ、私も選挙に勝って「国葬にします」なんて言いましたよ、言ったけどさぁ、安倍さんが統一教会とつながっててその恨みを買っていたなんて知らなかったんですよ、その時は。知ってたら国葬にしないことぐらい、私だって気がつきますよ。どんなに証拠を掴まれても最後まで認めずに、ウヤムヤにするのが安倍さんらしさなんだから、昭恵さんが「国葬はやめて下さい」と言ってくれれば遺族の意向ってことで自民党葬ですむんだけどなあ。
 そうそう物価高と円安が止まらないのもマズイですね。引き続き緊張感を持って注視していきたい・・・・・これって今まで一体何回言ってきたんだろう。私は「聞く力」はあるんですよ。同じくらい「見る力」もあるつもりです。ただ、決定的にないのが「やる力」なんですよ。だってやりたいことが何一つないんですから。私が総理大臣になってからの実績を知ってますか?何もないでしょう?それでも支持率がそこそこ高かったのは何もやってないことに国民が誰も気がつかなかったからなんですよ。経済対策なんてやったら財務官僚たちも嫌がるでしょうし。私はこれからも検討に検討を重ね最善の方法を模索しますよ。』と結ばれています。本心に聞こえますがこの通りだったら困りますね。
これからはがぜん、4個100円のラーメンが頼もしく見えて来ました。北京で共産党大会が開かれていましたが、香港も早く旅行が解禁になってほしいです。次回の更新は変更がなければ11月下旬になる予定です。





  

ヤワラーに会えました

2022年10月16日

 前回の続きです。私はバンコクに来た際、インド人街のシーク寺院で施しを受けた後、中華街に向かいます。
直進して歩道橋のある道路を渡ると、そのままサムペンレーンに入口にあたる仕組みになっています。この通りは雑貨やあると便利なものを見ながら思い出します。価格も安めで、通りが狭いためか比較的小型の品物が多いため、持ち帰りが楽なのもポイントです。私はハンカチやマスクなどを買いました。気が向けば食事やお茶で一服も良しです。歩いていると運送のアニキ、目の障がいで歌をうたって歩いている人など様々な人が歩いています。ここはアーケードが屋根代わりになっていて、強い日差しや雨にも対応可というのも隠れたポイントでしょう。
この辺はコロナ前と同じようです。私にはなんだか変わらないで待っていてくれたように思えました。

 もともと華人はチャオプラヤー川の荷運びなどからバンコクの内陸に進出していったため、サムペンレーンはニューロードなどと同じく最初期の頃に出来た歴史ある通りです。そこを歩いていると思えば少し得をした気分です。バンコク銀行のヤワラー支店はこの通りにあり、漢字の看板と龍の飾りが掲げられていてシーロム本店よりも趣きのある建物になっています。
その途中に脇道などがあり、私はそこで華人のお寺もあり、そこで北斗星君、南斗星君と掲げられているのを発見しました。これこそがあのケンシロウ、北斗の拳の原型だったのだろう、と思いました。このお寺の脇のオレンジジュースは本物でうまいです。


そうしてサムペンレーンを更に東に歩いていくと、だんだんと靴屋が増えて来るため、そうなるとそろそろサムペンレーンは終わりです。ヤオワパニット通りとの交差点を左折し、ヤワラー通り方面に向かい、笑笑酒楼の角を右(東方面)に行くと、ヤワラー通りに並行している比較的広めの脇道があります。客家会館も近くにある通りです。
 ここまで歩いて来ると、休憩が必要です。そこで天天ホテルを過ぎて、新大中旅社の1Fにあるイヤセーに入ります。


詳しくはわかりませんが創業が古く60年代位からあるようです。華人系おじさんたちの憩いの場になっています。ファンが回るオープンタイプの店で、ヤワラー通りのクラシックな雰囲気にピッタリなところです。しかも飲み物は味が良いと思います。アイスティーはレモンこそないものの、味は暑い時期にぴったりです。コーヒーはもちろんグリーンティー、パンなどもあります。
ただ値段は以前は20Bでしたが、今は40Bになっていて、カップ出しも止めたもようです。華人のおじさんたちは席に座りながら前の屋台で注文して、ランチを食べたりもしています。喫茶店が少ないヤワラーでは貴重なお店と言えましょう。もっとも少し先に改装して飲茶兼コーヒーショップが出来たり、コロナ後の新しい動きも見られます。
表のヤワラー通りに黄炳春魚丸という麺屋さんにも入りました。入り口は小さいのに奥行きがあるつくりの店で主人は華人系ですが従業員はミャンマー系の人が働いていました。味は良く奥の方は暑くないです。



  

 久しぶりの更新になります。私は先月遂にバンコクに行って参りました。嬉しいですね、約2年半ぶりです。
 航空券は割高でしたが、PCで現地を眺めているだけの浦島太郎状態を脱出したい、という気持ちがまさりました。結果的に行って正解でした。バンコクに行ったら、私が以前辿った地区を見て回りたい、犬のパトロールのように歩きたい、という気持ちでした。

 まずは雨が多かったです。通常そろそろ雨季が終わりにかかってくる頃、というイメージでしたが、雨季が長引いていて、簡易カッパを買ってそれが重宝しました。あれはくしゃくしゃにたたんで、セブンの袋に小さく入れることができます。
 次に、最近の円安により、為替レートが1万円が2500Bにしかならない、1バーツ4円の換算になってしまいました。一方、バンコク自体の物価上昇が激しく、麺なども倍になっていて、40B以上、50、60Bは当たり前のとこばかりで、みるみるお金が減っていき、浦島太郎の身にはとても堪えました。安い屋台を探すのがポイントでおいそれと店に入れなくなりました。なんだ、これでは日本と一緒かもしれません。

 そして宿をどこにするかですが、中心部の方やBTS駅付近の方が便利です。しかし数年ぶりのため、旅行者としてはカオサンに宿を取り、そこから徒歩かバスを使って市内を歩く、という昔の方法を使うべき、と思いました。
 カオサンは通りはうるさい、しかし復興は半分ほどで、ヨーロッパ人は来ていますが、中国人はいなくて、日本人も少ないです。宿は予約不要でガラガラでした。客引きのひつこさは仕事が無いことを教えてくれます。なくなったゲストハウスや食堂も多かったです。
 しかし、生き残っている昔からの店を見つけたり、タムフアセンデパートなどのバンランプー地区の柔らかい雰囲気は懐かしいな、と思いました。タムフアセンデパートには1Fにカノムチン屋があり、35Bで割安感がありました。また、屋台なども探せば意外とあり、しかもコロナ前より安くなっていました。

 これは観光客自体が大幅減少したこと。しかも現在は中国人、リゾート志向の欧米人や日本人という浪費するタイプの人々が減りました。現在来ているのはタイ人か従来の旅行者なので、彼ら向けに価格を設定しなければいけなくなったため、と分析しました。でもそれは適正価格なので良いことです。それに若い人が自分たちのアイデアで、新しい安めの店を出し始めていました。それも良いことと思いました。何かあっても良い方に向かうのは、発展する国だからでしょう。日本など凋落しつつある国の場合、いつも影響が悪い方に出るものです。

 さて、私にはいくつかあるテーマの一つは、カオサンからバフラットのインド人寺に歩いて行き、毎朝、朝食の施しを受ける、という目標がありました。そのため、かなり長い距離ですが、私はタイにお世話になる先輩日本人旅行者の教えを引き継ぐ気持ちで実践しました。
 こうやって街の様子を見ながら歩いていくうちに、タイの時間が身について行きます。そしてお寺は変わらずあり、有難く私にも施しを授けてくれました。ここのカレーは絶品で、給食のように毎日メニューが変わるので飽きない。チャイも旨いです。これで少し節約でき、ついでに野菜も摂れるというものです。そうして、その後私は中華街に向けて歩いて行きます。それ以降は次回に記載する予定です。
画像はカレーの画像とお寺内の様子です。



参考までにコンビニでの安いお弁当の画像です。


  

コロナトンネルに光が

2022年09月06日

まずは先日、金田一耕助を演じていた俳優の古谷一行さんが亡くなりました。金田一耕助シリーズはピッタリの役柄で、原作に忠実で思索的な雰囲気を持ちながらも、ドラマの暗くて重いところを軽くしてくれました。ご冥福をお祈りいたします。

日本政府が3回ワクチン接種者は、入国72時間前のPCR陰性証明を求めない、という措置が取られました。9月7日以降適用とのことです。
これにより、旅行の最大の日本側のハードルが無くなることで、遂に旅行の再開がかなう、ということになります。
旅行者としては、嬉しい限りです。

しかしこの2年半、様々な出来事がありました。直近では1ドル140円の円安が進み、日本の国力の低下が旅行者にもさっそく影響を与えています。安倍元首相の殺害と統一教会の関係は、日本の病理を映し出しています。秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告の死刑が執行されました。一方中国の台頭は一層進み、香港は飲み込まれてしまいました。ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領は皇帝に就任されました。アメリカのトランプ前大統領はアメリカ議会襲撃を指示しました。こうしてみると、明らかに世界の変動はすすんでいたようです。

タイはこの間、民主化よりは経済発展に舵を切り、近代化が進んで来ました。バンコク行ったら、こんなところではなかった、と思うのではないか、と心配しています。しかし、フアランポーン駅の存続は決まったようで、それだけでも嬉しいことです。変わらない場所が残っているということの大切さ、がここにあります。

この間YouTubeでタイなどの情報が盛んに流されて、懐かしいけれど、いつになったら行けるんだろう、とくやしい思いをしながら、リモートに参加したりしました。その一環でアジア料理関連グッズを買ったり、或いは新宿区新大久保でその雰囲気を味わいに行っていましたが、ついにそれも終わりが見えて来たようです。
これらには旅の意欲を継続する、という効果があったのかな、と感じます。たとえばバンコクを忘れない、などです。
でも香港は変わってしまいました。もし再訪したときが心配です。

2年半ぶりにバンコクに行くとすると、どこを訪れるだろうか、と考えました。YouTubeで紹介された興味深いところでしょうか?日程に余裕があればそれもありです。でもまずは、私がバンコク市内で今までなじんできた場所を一通り歩くような気がします。私を迎えてくれたバンコクが残っているかどうか、と。そのとき自分が旅行者として甦るような気がすると思えるからです。
こう書くと大仰な感じですが、実際にはいつもの道をパトロールする犬の散歩と似ているような気がします。今回はとりとめのない話になってしまいました。次回は下旬に更新の予定です。
一例ですが、インスタントタイ風味を求めてです。
台湾風のやさしさの味です。
日本の老舗インド料理店がカップラーメンに進出です。

  

台風のお盆休み

2022年08月13日

久しぶりの更新になります。日本の夏は「危険な暑さ」とテレビでも呼ばれるようになり、参ってしまいました。
その日本ではお盆休み、という昔ながらの風習を墨守し、休みモードです。コロナによる行動規制も今年はありませんが、今日は台風が来ています。
さて、今月に入って、暑さに参っている人が多いのは前提ながら、それを口実として、日本が余裕が無くなっているのを感じます。
まずは歩くのがますます遅くなり、日焼けをして、かかとの無いサンダルで歩く人が増えました。若い人は楽をしてあくせくしたくない、中年は積み重ねが上手くいかずに将来の不安ばかり、老人は逃げ切りで楽をするのは当然だ、という風潮が少しづつ高まって来ているのを感じます。
街頭ではUber Eatsの配達員に最近は中年男性が、配送業者も女性が、マクドナルドの店員は高齢者が、という場面をときどき目にするようになりました。人口減少と経済面の両方から来ているのだと思われます。彼らは都内23区の高級マンションに住むようになった中国人などに届けに行くようです。これが今の日本の一場面としたら、日本はまだ先進国なのか、もはや怪しいかもと改めて思いました。

通勤経路にある唐揚げ弁当屋もごはんを炊く量を減らして、唐揚げ単品の販売をメインにし始めました。そして日曜日も営業です。悪循環の始まりのようですが、競争とコストに挟まれて、はまって行くようです。

最近、新聞で落語家の三遊亭鬼丸さんという人が書いていた与太話、を読みました。面白かったのでそれを掲載したいと思います。
「日本ってまだ先進国なの?という違和感の方を強く覚えました。コロナ禍に対する国の対応はどの国よりも稚拙でいまだコロナ前に戻れず、国民全員がこの暑さの中マスクをしている姿は相当異常でしょう。」から始まります。さらにその次からが鋭い指摘だと思いました。

「円安でなければ成立しない産業構造も後進国ならでは。さらにに自国の通貨の為替に対して利上げなどの主導権を持った手を打てない制御不能状態なのも後進国っぽいですね。インバウンドなんて言ってますが安い日本を世界の人に喜んでもらって外貨を稼ぐなんて先進国の稼ぎ方じゃないですからね。モノが安ければヒトも安く相変わらず上がらない賃金。子供たちのなりたい職業の上位には公務員。これはいつのまにやら高収入になっていた公務員人気の表れ。コンビニの店員さんの国籍がその昔は韓国でそのうち中国になり今はベトナムですが、そのベトナムにさじを投げられる日も近そうです。

そして後進国特有の政治の腐敗。カルト宗教との結びつきを指摘されても居直って関係の解消を口にしないのには驚きしかありません。まだまだこれからもお付き合いする気まんまんですか。それを追及しないマスコミ報道も後進国らしいですね。政権に報道を牛耳られるのはお約束ですからね。そんな気楽な稼業の政治家を代々家業にする特権階級の存在も後進国ならでは。自分が関わってなければカルト宗教との付き合いの何が悪いのかわからないほどに、国民の生活に興味のない人間が議員になってるんですよ。投票してしまう民度が後進国らしいですね。
かような実社会に夢も希望もない日本人は世界で活躍する母国の英雄を応援するのが良いんじゃないでしょうか。後進国っぽく。」


  

リモートとリアル

2022年07月18日

7月に入り、日本では梅雨の再来のような雨の日が続いています。
日本人は梅雨のようだ、と思っているようですが、6月が猛暑、7月は雨、という気候は、なんだか1~2カ月ずれて、東南アジアの暑季、雨季と同じ順番ではないか、と思いました。これも地球温暖化が進んで、日本も東南アジアのような気候に近づいているのではないか、とその表れかと思いました。この気候は梅雨などといった風情のものではなく、地球環境の悪化として、もっと深刻にとらえるべきと思います。

安倍元首相が暗殺されました。とても許し難いことです。しかし、立場は別にしても、ダーティーな言動を繰り返してきたこの方は、私は何となくですが、良い死に方をしない人なんじゃないか、と感じていました。岸田首相と比べると一層それを感じます。
安倍元首相の母が、「晋三は運命の子です」と以前言っていたのが頭をよぎりました。
警備の問題も議論されていますが、アメリカと日本の地方の警備はたぶん段違いだとおもいます。アメリカはリアルな危険ですが、日本は違います。特に地方は、聖徳太子の和を以て貴しと成す、の世界ですからリアルさが無いのかもしれません。


さて、日本では参議院選挙が終わりました。やはり自民党が勝ち、立憲が退潮しました。ほとんどの人がこのままでは先行きがやばい、と内心では感じているのに、自分から変われない日本人の特徴が出ていたと思います。また参議院選挙ではNHK党など聞きなれない政党がたくさん出て議席を得ました。こういった政党は殆ど右寄りの主張ばかりでした。
私はなぜこういった主張ばかりなのかと思うと、日本の家族のあり方が、戸籍など縦のつながりの直系家族の重視から始まり、家父長制の長子優遇の村落共同体の大家族、といった権威主義的社会を基盤としているからだと思います。家族構造と政治経済体制は一致する、というのが一つの有力な説明と思います。

その点、ロシア、中国、北朝鮮など東側はそういった権威主義的な空気が基本的にあるため、容易に今のような体制が成立するのだと説明されます。ウクライナは東部はロシア的な家族、中部は核家族が基本であり、そこが対立の原因とする説もあるようです。西部はほぼポーランドです。ロシアと同盟関係にあるのはベラルーシですが、ここもロシアと同じ共同体社会が成立しています。そのため、ベラルーシ社会自身がルカシェンコのような権威主義的な指導者を求めている、と説明できます。

さて、円安が進んでいることも危機感を感じさせます。1ドル140円が視野に入ってきました。タイバーツに対してはそれほど下落していませんが、それでも今や1バーツ4円で換算するような情勢です。そのうえ、バンコクは屋台でまた10Bの値上げが行われたようです。これではバンコクは物価高でそのうち周辺か地方にいるしかない、となるような気がします。それだけタイが発展してきたのかもしれません。
中国人はまだ旅行が出来ないので、日本人はタイに行ったら優遇されるかもしれない、と少し期待しています。でも中国人の旅行が再開したら、その風下にいることに甘んじる日本のバックパッカーズ、となるような気もします。それでも旅行が再開されたのは光明で嬉しいところです。多少費用がかかっても訪れる人が多いと思います。

それからYouTubeなどで、外国の情報などをリモートで発信するチャンネルがコロナ禍の期間に増えました。しかし、これも転機かもしれません。仕事では今後もリモートは有効かもしれませんが、リモートで旅行は、私は意義が感じられなくなると思います。現実に旅行に行けるなら、リモートよりリアルな旅行の方が断然良いからです。覚めた目でみると、リモートは他人が旅行に行くのを、画面で眺めているのに過ぎないからです。
タイに行ったら、タイの人々はもちろん、街のネコも私を迎えてくれるだろうか、とつい期待してしまいます。

写真は新宿区のネパール料理屋で食べたパニプリ、というものです。インドのサモサの小型ようなものの中身をくり抜いて、空いた中に酸っぱい冷製のスープそ注いで、一口で食べる、というメニューです。さっぱりして暑い季節にはとても美味しく感じました。カトマンズでは食べなかったので、日本で発見した料理かもしれません。


100円ショップでラーメンの安売りがあったので買ってしまいました。なかなか味が良いです。












  

久しぶりの更新になります。
従来の更新の予定が、手を怪我したり、それが癒えたら今度は日本は梅雨明け猛暑が始まりました。
6月末頃の気温をスマホで追っていたら、東京の新宿区の気温は毎日36℃で、時差はあるものの、台北、香港、そしてバンコクよりも高温でした。こんな気候では日本に住むメリットが感じられない。そのうえ、お仕事は日本のペースで進めなければならないので踏んだり蹴ったりでした。
この気温で昼間外で働ければ、バンコクでも働けるかも、という妙な自信がつくレベルでした。地球温暖化の影響ですね。今週は台風がくるため、雨で気温が緩和されるようです。

この高温の中で、日本では参議院選挙が行われています。投票日は7月10日ですが、この炎天下をものともしない候補者たちには、改めてプロ意識を感じました。必死になれば暑さもはね返すということでしょうか。
さて、この参議院選挙ですが、候補者などはテレビに出て、けっこう有名人や著名人、おなじみの顔が結構多いことが分かります。どうせなら知っている顔に投票したいところです。でも選挙なので政策や政党がどんなところかが影響するので、それも見なければなりません。こうしてみると政党も多すぎてどれにしようか、と迷うところです。
では選挙では誰を応援するのか、と考えたところ、最近妥当な意見を新聞などで見つけました。それを読者の皆様にも知ってほしいと思いました。

それは政治的意見の完全な一致を求めない、ということでしょう。だいたいで近いところが良いです。ただ権力者がこのブログに対して、発言機会を与えない、投獄する、と言うような命令を発した時に、体を張って反対してくれそうな人なら誰でもよいと思います。歴史的にどういう発言が人々を苦しめて来たか、の特徴はだいたいわかります。それは「我が国の本来の姿に戻る」ことを目指す言説です。我が国がこんなありさまになっているのは、外部から異物が混入してきて社会を汚染したせいである。だからその異物を検出して、排除すれば社会は「原初の清浄さと活力」を回復するであろう、という妄想です。この典型はナチスでした。

ロシアや中国の権力者がウクライナやウイグル、香港で行っていることに民衆が支持を与えているのは、この「あるべき国の姿」幻想に踊らされているためだと思われます。
そこの国民が「これが本当に私の暮らしたい社会なのか?」と自問する習慣があれば、今あるような国にはなっていないと思います。

 私の暮らしたい社会、とは基本的人権が尊重され、市民的自由が守られる社会で暮らしたい、ということです。国が貧しくても、軍事的強国でなくてもいいです。金があり、力があり、周辺国から畏怖されているが、権力者におもねる以外に、人々が生きる手立てがないような国では暮らしたくないです。

安倍元総理は勇ましいことを言っていますが、戦争になったら、あなたは前線に立てますか?
ずっと後ろの安全地帯から見ているだけでしょう?実際に戦地で死ぬのは若者たちなんですよ。
「立派に戦って死んでまいります」と言って出征した青年たちは、最前線で気づく。自分たちが使い捨ての駒であり、一兵卒の命など国にとって取るに足らぬものであることを。

彼らにも人生があったろうに戦争は台無しにしてしまいました。死んで「英雄」や軍神」と呼ばれたとして何になるだろう。彼らを覚えているのはわずから身内だけで、すぐに時の彼方に忘れられる。
今こそみんなが未来への可能性を封じてしまう戦争には断じて関らない、と宣言すべきです。全員が非国民になれば、それはもう非国民ではありません。
「自発的隷従論」では、悪い政治が成り立つのは、国民が進んでそれを受け入れているからだ、ということです。国家への隷従が習慣化し、国民がNo!の声を上げなくなった時が滅びのはじまりです。「自由の秘訣は勇気です。(蔡英文)」 勇気を持って国家から自由になりましょう。

先週の気温を調べてみました。

七夕飾りで面白い短冊を見つけました。

松屋では最近シーフードカレーが発売されました。エビ、イカ、あさり、貝柱、パブリカ、ズッキーニなどが入っていて高い値段ですが、シーフードなので食後に体が熱くならず、味も良いのでラッキーでした。


  

5月にパスポートを更新して来ました。10年有効のタイプでしたが、終わりの2年位は入国スタンプの空白期間になっていました。
改めてパスポートのページをめくるとき、これまでに行った場所のことが鮮やかに甦ることが分かりました。これは予想外の嬉しいことです。
当ブログを読んでいただいている皆様も、たまにはパスポートのページをめくるのも良いかと思います。

しかしこのパスポートの空白期間で、アジアだけでも次々に大きな出来事が起こり、次に行ったときは浦島太郎状態だったり、もしかしたら私が知っていたところはこんなはずじゃなかった、と思うかもしれません。逆に変わらないで待っててくれた、私の旅が戻って来た!と嬉しくなるかもしれません。しかし年月が早く感じられるようになりました。以前はもっとゆっくりだと感じていたのに、と不思議に思っています。

タイでもバンコクだとBTSが延伸して、端の方はわからなくなってきています。またファランポーン駅が廃止になる話が持ち上がり、どうか待ってくれと心配しました。しかし市民の希望もあってか当面存続になり、ほっと一安心というところです。中華街も当面同じ街並みのようです。また、バンコク中心部に変化があっても、周辺部は変わらない昔ながらのタイが生きていることがYouTubeでも確認できました。こうしてみると古くからの変わらないでいることが、人々の経験や思い出が積み重なり、街の特徴や落ち着きをもたらしているように感じます。また行きたくなる街、ということでしょう。

一方周辺国では変わった国がいくつかあります。ラオスでは中国の資金で鉄道が建設されました。ビエンチャンから昆明までつながる形だと思います。今後ルアンパバーンに行くのが容易になる反面、宗教色のある落ち着いた街が俗化して変わってしまうのではないか、と心配しています。
ミャンマーでは軍によるクーデターが起こり、民主派の市民や少数民族と内戦状態になりました。以前の面影は全くありません。旅行には行けません。是非とも民主化が成功して、未来のある国になってほしいです。それから香港です。北京政府は20年には国安法を施行し、全体主義化することを宣言しました。言論の自由を誇りに、個人が誰にもはばかることのない場所はもうありません。22年には警察出身の新しい行政長官が就任します。以前はインド人など在住外国人も多かったのですが。今度行くときはどんな街になっているか気がかりです。

それから日本です。内閣は変わってもこの間、経済が低迷してきました。最近では円安も進み、日本国内でもやばいのではないか?という話が持ち上がって来ていますが、コロナや外国人に対する対応をみても変化を嫌うことや、民主主義が根付かない国では、少子高齢化が進むだけのような気がします。経済力でも中国との差は拡大しています。今はまだ台湾や東南アジア諸国で、過去の威光で日本は一目置かれていますが、それがいつまで持つだろうかと思っています。

最近時間が早く進むような気がするのは、年齢が上がり、自分の持ち時間を意識するようになってきたからだと思います。年齢が上がるほど1年が早く来るように感じる、と聞きますが、タイではあまり使わない、人生はまるでトイレットペーパーのようだ、と思いました。残り少なくなるほど、回転が早くなるからです。
画像は主題のトイレットペーパーと最近では懐かしくなったコーラ、それからネパール料理の軽食マサラパパドなるものです。




  

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